オンラインの英語辞書、アルクの「英辞郎 on the WEB」には「Pro版」があって、なかなか使い勝手が良くて重宝しています。
- 検索結果を制限なく全部見れる
- 単語帳機能を使える
とりあえずこの機能を使いたくて、思い切って有料のPro版を使ってます。（でも毎月330円かかります）
Pro版のいいところ
検索結果を制限なく全部見れる
たとえば、旅行日程という意味の「itinerary」という単語をひいてみましょう。
通常版
一番上に「itineraryとは」とあって、その下に検索結果の件数が 24件と出ています。
英辞郎 on the WEB 通常版の検索例Pro版
検索結果は82件で、通常版の3倍以上の用例や文例が並んでいます。
英辞郎 on the WEB Pro版の検索例音声を聞ける
Pro版の検索結果には「音声を聞く」というアイコンがあって、実際の音声で単語の発音を確認することができます。
「音声を聞く」で単語の発音を確認できるオリジナル単語帳を作れる
調べた単語を単語帳に登録して、あとから確認したり記憶の定着に使ったりできます。
単語の左側にある単語帳アイコンをクリックすると、単語帳にどんどんたまっていきます。
単語の左側にある単語帳アイコンをクリック登録した単語には、自由にメモやタグをくっつけることができてなかなか便利！
メモとタグを自由に設定できる単語をクリックすると、その場で意味を表示することができます。
単語をクリックしてその場で意味を確認検索履歴から再検索
これまでの検索履歴が50件まで保存されていて、そこから再検索することができます。
検索履歴から再検索できる整列と頻度集計
ちょっと特殊な機能として「整列」と「頻度集計」というのがあります。
整列
「整列」は、検索した単語の用例や文例を「検索ワードを中心に置いて」整列するものです。
百聞は一見にしかずで「agree」の検索結果を例に見てみましょう。
agreeを軸として整列していて、その次にくる単語でソートされています。（abc順に並んでいます）
どんな文脈で使われるのか、次に来るのはどんな単語が多いか、の理解に役立ちます。
agreeが真ん中、次にくる単語がabc順頻度集計
「整列」を一歩進めて、検索ワードの前後にどのような単語が多くくるのかを集計したものが「頻度集計」です。
これも百聞は一見にしかずで「agree」の検索結果を例に見てみましょう。
agreeに続く単語は、to（agree to）とwith（agree with）が圧倒的に多いことが分かります。
検索ワードの前後にはどんな単語が現れやすいか？スマホでも使える
Pro版はスマホでも使えて、Chrome などのブラウザから使う方法と専用アプリをインストールして使う方法の2つの使い方があります。
ブラウザ
アンドロイドのchromeで見た例です。
アンドロイドのchromeアプリ
アンドロイド版アプリの画面です。（iOS版アプリもあります）
アンドロイドの 専用アプリ から 英辞郎 on the WEB Proなお残念ながら、スマホの場合は「整列」や「頻度集計」には対応していないようです。
違う端末からでも単語帳が同期する
同じユーザでログインしていれば、違う端末でも同じ単語帳を使うことができます。
自宅で勉強しながらパソコンから作った英辞郎の単語帳を、スマホを使って復習に使う、なんてことも可能です。
オンライン辞書のヘビーユーザーなら
Pro版は残念ながら有料で、1か月330円もしくは1年3,630円が必要です。（税込）
その辺をどう考えるか、ですね。
オンライン辞書のヘビーユーザーなら使ってみる価値はあると思います。
